パチ屋の利率
こんにちは、なかの人です( ゚Д゚)
入れる台が無いので漆黒花の慶次増やすのは分かるんですがあれ超絶甘いんですよねー。S5.2~3で粗利をしっかり残せるイメージが湧かないw
店舗の利益に大ダメージが入ることを恐れてなかなか大量増台に踏み切れません。
そんなわけで本日はパチンコ屋さんの利率のお話。
・利率は平均すると15%前後
これはマルハンの決算資料だったり、ダイコクのSISなどを見れば分かると思いますが15%前後と書かれています。ただダイコク使用するホールはある程度の規模のお店が多いのでダイコクを導入していない小規模な店まで含めたら2~3%は上昇するかなーと思います。
すでにこの時点で「規模の大きいホールの方が利率が低い」という事実があるわけですがもちろんそれ以外にも利率が変わる要因はいくつかあり、今回はそれを順番にお話ししていきます。
・店の規模
基本的に店には毎月の固定費が必ずかかってきます。規模の大小で簡単に区分するとこんな感じに。
【規模で大きく変動するもの】
人件費・機械台など
【規模で大きくは変動しないもの】
宣伝広告費・設備管理費・テナント土地代など
これらの固定費を自店に設置してある何百台・何全台の台で負担しています。
もちろん規模が大きくなれば新台の台数も増えるし、そこにかける人手も増やさないといけないので支出が大きく増えるのですが、その分1台あたりの負担は減る。そうなると規模の小さなお店で支出も少なくするのと、規模の大きな店で支出も増えるのどちらが1台あたりの負担は減るのか?という疑問が当然湧きます。
これは考えるまでもなく規模が大きいほど1台あたりの負担(利率)は落とせます。
特に最近はスロットにも拡大計数機があるおかげで以前より人件費は抑えることが出来るようになりましたし、新台も抑制傾向にあるのは皆さまも感じていることと思います。昔だったら北斗や海だったらそれだけで40台以上確実に新台入れてましたがそんなお店今や一握りですよね?つまり規模が大きくなればなるほど増えると見られていた機械代や人件費が以前よりかからなくなってます。
・機種
機種によって利率も当然変わります。
ここでは自店の数字を紹介するに留めますが、ここで言いたいことはどの店も「稼働のある高レートのメイン機種が遊べる」ということです。
【利率25%over】
バラエティコーナー
【利率20~25%】
低貸・少台数設置機種
【利率15~20%】
漆黒慶次・北斗無双・リゼロなど
【利率10~15%】
海・ジャグラーハナハナ
【利率10%以下】
甘海・ 羽物
【利率5%以下】
ディスクアップ
・シーズン
年末年始・お盆・ゴールデンウィークが入っている月は利率が若干高くなることが多いです。この期間にしっかりと粗利をとれたホールはその後にアケて還元出来ますがもしこの期間に粗利を取りこぼした場合、アケられないままそのまま月末まで営業するなんてことも十分あり得ます。
・曜日・日
自店においては例えば月間の利率15%で運用した場合、イメージ的には平日は13%、休日は18%くらいな感じです。ただこれはお店の運用次第でかなり変わるのであくまで参考程度にしててください。土日がキツイという事実は同じだと思いますが。
金曜日に関しては少し高めにする店と逆に甘くして土日の集客につなげる店の2種類に別れるかもしれません。
また、イベント日に関しては平日であれば8%、休日なら13%くらいかな?機種で赤字になっても全体では確実に利益は取ります。そうしないとイベントの無い普通の日の利率が高くなってしまうので。
これもお店によってイベント日に5%とか0%にするお店もあるとは思いますが、重ねて言いますがイベント日の利率を低くすればするほど何も関係ない平常日の利率が高くなる点だけは注意が必要です。某媒体の取材来店では11割分岐指定やら13割分岐指定があるようですが、一体その分の利益帳尻合わせは誰がしているのか?→毎日来てくれている常連様です。。。
・店の役割
チェーン店がたくさんあるようなお店だと、店ごとに役割があります。
稼働を落としてでも確実に粗利は残さなければいけない役割の店、多少粗利を取りこぼしてもいいから売り上げ最大化を目指す役割の店、 リニューアルなどで粗利予算が低めに設定されている店などなど。
もう人口増加が見込めないような地域の店だと店全体の利率は高めに設定されている一方、パチンコ激戦地区で客の取り合い合戦などしているパイの大きな地区の店だと利率は低めに設定されることが多いです。あとはリニューアルかけてから最初の3カ月は利率甘めに設定するなんてこともよく見ます。
・まとめ
・土日に行くのはかなり危険
・勝ちたいならメイン機種狙い
・イベント日狙いが有効な店と平常日狙いが有効な店をしっかりと見極める
・店によって役割があるのでその店がどのような状況に置かれた店なのかを一度客観的に見てみる
やはり繁盛しているお店さんほどイベント日はガッツリといかず稼働マジックで出玉を魅せる傾向が強いです。専業レベルの方々からすればイベント日に出さないボッタクリ店という印象がつくかもしれませんがイベント日で利率を抑えているからこそ平常日の利率を甘く出来て平常日にも多くのお客様に来てもらえるメリットがあります。
一方、稼働の低い店は稼働マジック使えないのでイベント日は出さざるを得ないという辛い現状があり、そうなると平常日の利率が高くなってしまうのでさらに平常日のお客様が離反して・・・というイベント日だけ本気出す過疎店はたくさんあるので狙い目。
そんなわけで次回は低貸についてあれこれ語っていこうと思います。
上に紹介したように低貸は利率が高めになっているので当然高レートに比べると勝てません!
ばいばい( ´Д`)ノ~
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