パチ屋のなかの人

全て妄想話です。

スロットで立ち回り精度を上げる【上級編】~その一~

こんにちは、なかの人です( ゚Д゚)

 

やっぱり春の人事で異動です。

この地に来て最初の数か月はお金を使いましたが、そこからはずっと再プレイでたまにお金足りない時におろしていたので計算はしていないですが大幅なプラス収支で終わりそうです。最終的にプライベートで貯めた貯玉・メダルをお金に換算すると40万円前後だったので全てお金に変換して次なる地でも貯玉を増やす所存でございます。

さて、そんなわけで本日はそういった異動などで新天地に行った際にもスロットで勝ち続けるために立ち回り精度の上げ方なんかを何回かに分けてお話していきます。

 

 ・私の紹介

元々専業自体のころからイベントに頼らず、データから店の傾向を掴み平常営業で高設定を掴む立ち回りがスタイルでした。もちろんイベントにもよく参戦していましたがイベントだと抽選にあぶれたら終わりなのでその時の保険として平常営業のクセを知り尽くしていくスタイルに自然となりました。

現在は店長職で忙しいこともあり、休日だからといってガッツリ勝負出来ることは少なくなりましたが、それでも朝一から参戦する際は過去1週間データを拾えれば大体の店の傾向と精度の高い狙い台を作ることが出来ます。これも過去専業だったころに毎日データを集めてエクセル関数で傾向分析していたのでそれが活きています。

「2,3日出ていないからそろそろ設定入れるころ」とかそんなレベルの低いものではなく、エクセルで傾向分析かけた方が客観的なクセが得れます。さらにパチンコ屋の中の人になったことで、設定の入れ方を大まかに知っているため、精度が上がりました。

正直申し上げると「エクセルにデータぶち込んで傾向分析する」のがスロットの立ち回りにおいては遠回りにみえて一番の近道だと思っていますが、とりあえずそれをやらなくても出来るよう、今回は話をしていきます。

 

 ・立ち回り期待値を意識する

確実に高設定入るけど抽選次第の店、確実に高設定入るけどどこに入るか予測がつきづらい店、いつ行っても狙い台はとれるけど中間設定が多い店、設定使う日が絞りにくいけど入れる時は入る台が決まっている店、などなどたくさんの店があり、様々な状況がありますがその中で私が考えることは長い目で見た時の立ち回り期待値です。これは口で一言で言ってもなかなか難しいので実際の例で考えていきます。

 

高設定は入るけど抽選次第の店

この店で立ち回る際の期待値は、

【勝負出来る番号を引ける確率】×【高設定に座った時の期待値】

例えば番長全6をやると分かっているけども抽選が500人いて、そのうちの20番以内にならないと番長が取れなかったとした場合、番長6を1日回した時の期待出玉を4500枚と仮定すると、、

20/500 × 4500枚 = 180枚

これがその店の番長を狙いにいった際に得られる期待値。抽選受けてダメな番号でそのまま何も打たなくても180枚の期待値をとっている計算です。

 

高設定入るけどどこに入るか予測がつきづらい店

この店で立ち回る際の期待値は、

高設定ツモれる確率】×【高設定に座った時の期待値】

【低設定をツモる確率】×【低設定に座った時の期待値】を足します。

 例えば20台の番長に毎日設定6が2台入っているけどどこに入るのか全く分からない。中間設定も多く入っているため低設定(出率98%とします)の番長を見切るのに2000ゲームは平均でかかると仮定した場合は、

2/20 × 4500枚 = 450枚

18/20 × 98%×2000ゲーム = -120枚

足すと、330枚

これがこの店の番長を狙いにいった際に得られる期待値です。

(厳密には出率100%超える設定4などをツモれてしまうこともありますが・・)

 

上記の例から分かるようにスロットの立ち回りを考える際に重要なことは、高設定をツモれる確率】高設定をツモったときの期待値】、【低設定期待値リスク】です。ちなみに高設定をツモったとしても序盤の展開が悪く捨ててしまう可能性なども考慮すると狙い台が無い場合は実際に入っている台数よりも基本的にはツモれる確率は落ちるのが普通です。また、低設定を高設定と思って回してしまう時もあるでしょうから、低設定期待値は多めに計算しておきます。このへんは機種の設定判別スピードや自身の判断力、周りの状況に委ねられています。

 

・実践問題

では以下の3つの条件の中で一番期待値のある立ち回りから順に並べて下さい。

(8000G稼働、交換率無視、低設定見切るには2000Gかかるとする)

①A店 番長設定狙い。

20台設置。設定6(119%)が3台入り、他は全部設定1(98%)と仮定。どこに入るかは全く分からない。

3/20 ×4500=675枚

17/20×98%×2000G=102枚。675-102=573枚

②B店 マイジャグラー設定狙い

20台設置 設定4(103%)が5台、設定5(106%)が2台入る。他は全部設定1(98%)と仮定。入れる台にクセがあり70%で設定4か5をツモれる。ツモった先の設定4と5率は配分通りとなる。

70% ×3×8000×(103%×5/7+106%×2/7)=648枚

30%×98%×2000=36枚。648-36枚=612枚

③C店 バラエティの106%設定狙い

1台設置。誰も狙っていないため100%台はとれる。たぶん今日はこれに入れてくるはず!!前月は30日のうち3日設定6を使っていて、設定を使う日がいつも同じイベント。今日はその同名イベント日なので100%とはいかないまでも投入確率50%はあるのではなかろうか。

50%×106%=720枚

50%×98%=60枚。720-60=660枚

 

 回答は白字にしてありますので反転させると簡単な式と答えが出てきますが、ここでお伝えしたいことはどんなに119%に設定が入っていようが、出率が低かろうが高設定ツモ率=狙い台の精度が大きく立ち回り期待値に影響してくるという事実です。

特に3番目の例なんかは、本当に50%の確率があるならば一番期待値が高いのが一目で分かり、そしてその50%の根拠付けがこの立ち回りの肝だというのが分かります。逆に①はどこに設定が入るのか分からない状況での期待値ですが実は過去データを分析した結果、20台中3台の精度を10台中3台の精度に上げることがもしも出来たら圧倒的な期待値になります。また②に関しては設定4や5ならば割と平常営業で入れている店が多いのでその傾向さえ掴むことが出来れば「イベントに左右されない、半永久的期待値のある店」が出来上がり、収支の安定化に繋がります。

 

ということで次回からはその狙い台の精度をどう上げていくのか?について書いていきたいと思います。

 

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