パチ屋のなかの人

全て妄想話です。

コロナ影響下の話 その2

こんにちは、なかの人です( ゚Д゚)

 

本日はコロナ影響下でのお店のお話。

もはやこの客数減が禁煙のせいなのか?コロナのせいなのか?客数減による営業状況悪化によるものなのか?恐らく全部でしょう。 

 

 ・現在どのくらいお客様減っているの?

前回の記事は3月頭時点でのお話でしたが、現在の4月中旬での話をしますと、、

 

▼客数減少幅

パチンコ -50%

スロット -30%

4月1日あたりから一気にコロナへの警戒感が強まり、客足が遠のいてきていると数字が語っています。3月中はまだ客足が遠のいているながらもスロットをよく遊ばれる若者~中高年ユーザーはそこまで減っていなかったので「スロットに設定入れまくって他店を潰しにかかる!!」と私自身意気込んでいましたが、現在は夕方からのサラリーマン層も激減していてスロットの客足も大幅に減っています。

今は朝からの専業層・暇な学生層・時間と金を余したコア層しかほとんど残っていないです。

 

 ・店の営業施策

まだ店休はしていません。まぁ時間の問題ですけど。

客数減少率の低いスロットを営業の主軸にしているのは変わらず。

パチンコは完全に利益優先。スロットにおいてはAタイプはそこそこ設定を入れて、あとはART・ATのメイン機種のベースを上げて客単価の引き上げを狙った営業をしています。利率でいうとパチンコ20%、スロット14%とかそんな感じ。

苦しい中でもスロットは相対的に良心的な営業にはしていますが、いかんせん稼働がついてこないので割数の割に景品玉が出ず、視覚的にはそこまで出ているようには見えないと思います。稼働8割のホールが9割営業するのと、稼働4割のホールが18割営業するのは景品出玉は同じですからね~。稼働が回復しないことには本当の意味で良心的営業をするのは無理。

 

 ・現場は暇だけどやることは多い

稼働が落ち着いているので現場はかなりラクになったと思います。

その反面、事務所では、月次予算組み直し、遊技機納品延期による検定切れ・認定切れ台の撤去スケジュール組み直し・遅延気味の中古台手配、連日くる組合からの指示への対応、コロナ対策のためのマスク・アルコールなどの備品確保、店休・時短営業の準備などなど・・・恐ろしいほど忙しい。

色々と余裕をもって対応しているのですが、最終的には「コロナのために~未定となりました。」的なやつがひっきりなしに次から次へとくるもんだからその度に対応して、さらに対応しての無限ループってこわくね?状態です。

特に コロナ対策は毎週のようにアップデートしています。

最初は従業員のマスク着用検温実施、アルコール設置から始まり、次の週には店内で手が触れる場所への定期的なアルコール消毒清掃、さらに1時間に複数回の換気実施、カウンター従業員とお客様の間に飛沫防止カーテン設置、店内入店者への強制アルコール消毒、近日中に検温も実施。もう毎週のように「ここまでやるか?」的な対策を増やしていってます。

ただこれに関してはパチンコ屋は叩かれやすいからやり過ぎるくらいでちょうどいいと思ってます。下手な飲食店や小売店に行くよりも今はパチ屋の方が対策万全なのは皆さん薄々気づいてきているのではないでしょうか。

 

  ・東日本大震災の教訓

業界一丸となって全店お休みもアリだとは思うのですが、恐らく今のP店役職者の多くは東日本大震災の時の教訓が何度も脳裏に焼き付いていると思います。それは、

 

先に営業を自粛した店は、自粛していない店に客を取られ、騒動が落ち着いた後もその客は自店には戻ってこない

という事実。だから誰よりも先んじて店を休業したくない。

 

でもね、もう一つのデータもあるんですね。

コロナが発生して休業した店は店休明け後も客足は戻らない。

 

今は後者のリスクの方が大きくなってきてますね。

どんなに店内で対策していても結局どっかでコロナ抱えた方が客として店に来てしまったらお終い。今はネットですぐに店の名前が拡散されるから一度でもコロナ患者を出してしまうとコロナが落ち着こうが関係なしにこの先しばらくは客足落ちる。そういったリスクがあるので大手ほど「店休判断の出来る余裕があるうちに休んでおこう」となります。店内対策だけでコロナが発生しない時期はもう過ぎ去ってます。 

ただ、規模の小さな法人のパチ屋だとこうはならない。他の飲食店同様に固定費は毎月かかってきますので少しでも営業してキャッシュを確保しないと倒産します。

 

 ・まとめ

・コロナが落ち着くまでは営業どころではない。

・どの業界も厳しいと思いますがなんとか乗り越えていきましょう。

 

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