ハーデス、絆、まどか撤去によって、スロットの設定が落ちる話
こんにちは、なかの人です( ﾟДﾟ)
８月もやっと終わりました。
去年対比で増額された地獄の８月予算も終わってみれば粗利はなんとかクリア
お盆入る前の８月１日からすでにお盆モード全開で営業するために７月中旬から利率９～１０％前後の緩い営業が出来たのが良かった。これのおかげで８月上旬～中旬キツイ営業をずっと続けても客数が去年対比で伸びました。売上げは単価が下がっているのでどうしようもないですね。ちなみにシミュレーションしたところ８月の売り上げ予算を超えるためには現在の客数を３０％近く上げる必要がありました。どう考えても実現不可能予算です。汗
そんなわけで本日はハーデス、絆、まどか撤去後のスロットの営業の在り方について少しお話します。
・既に撤去後のシミュレートは完了している
自社においては既に絆、ハーデス、まどか撤去後の１日の売り上げ・粗利の予測はコンサルや営業本部ブレーンによっていくつか出ているのですが、まあどれもやばいです。今年の撤去から来年の認定機撤去後の予測まで長期間の見通し資料があるのですが、見ただけで今すぐ店長辞めたいレベル。営業のやり方を１８０度変える必要に迫られています。
具体的な数字は店バレするので差し控えたいですが、基本的にこの３機種が店の平均以上の稼働水準であれば、売り上げにおける設置台数比率×１．５～１．８倍の売り上げと粗利を失うようなシミュレーションになっています。
例えばスロット２００台規模の店で上記３機種の総台数が２０台だとしたら設置比率は１０％ほどですが売り上げと粗利の減少額は１５～１８％くらいと算出されます。
ではこの減少分を６号機で完全に埋めるにはどれくらい稼働が必要か？
答えから先に言うと単価の高いリゼロであればお盆前くらいの水準、リゼロ以外の６号機に関しては単価が安いのでせめてメインのジャグラー並みの稼働は欲しいところです。１２月までは各メーカーから大量の新台が出てくるので否応なしにでも稼働は上がり、撤去分の売り上げと利益はついてきますが新台供給が落ち着いてくる年明け以降からがいよいよ補填分の稼働がなくなり、厳しくなってくると思います。
・撤去した分の補填は・・・
では足りない分の売り上げと利益はどこから捻出するのか？
店全体のコストの観点からお話するならば、今後もこの売り上げ・粗利低下の流れは続くことから新台購入費用の削減から真っ先に手をつけ、次いで人件費、チラシ代などの各種宣伝費、設備管理費などを落とします。
それらをやった上で、設定不問でも出玉が魅せられる機種は軒並み設定①ベース、それでも足りないのでジャグラーやハナハナといったAタイプコーナーにも余波は必ず来ます。
例えばマイジャグⅣの設定配分でいうと、、
◆現在
④＝３台、②＝７台
◆来年以降
④＝１台、③＝２台、②＝３台、①＝４台
ベース設定を落とすことによる稼働減を考えるとこれでも足りないかも・・・といった印象です。ようはAタイプにもガンガン設定①が入る時代になります。
・結局はリゼロ、または同水準の６号機が待ち望まれる
なぜリゼロを育てなければいけないのか？
６号機の中で玉単価が抜群で高く、これに稼働がついてこれば来年以降の見通しがつくから
これに尽きます。
この前出た６号機鉄拳にしても今度出るまどか☆マギカ３にしても単価が２円ちょい。ジャグラーと同水準の単価となっており、この単価でスロット全台を編成した場合、とてもじゃないですがまともに設定を入れることが出来ません。単価の安い機種はあくまで単価の高い機種あってこそ設定を入れられます。
しかしながら現在リゼロの稼働水準は低下傾向で、恐らく９月増台のタイミングで死亡宣告される可能性が高く、先行きに暗雲が立ち込めています。 お盆前までは「ハーデス、絆、まどか撤去した分をリゼロで幾分か穴埋めが出来るかも」と思っていたホールが多かったと思いますが今の現状だと「穴埋めはAタイプのベース設定を落とせざるを得ない」に変化していることと思います。
こうならないためにも単価３円前後の一撃性のある６号機が今最も求められてます。
・まとめ
・今回の撤去はまだ序章。年内は年末の新台ラッシュで営業への影響は感じないかもしれないが、年明けから徐々に「設定が入らなくなってきた」と体感出来るレベルになってくる。
・今のスロットはリゼロの動向がすべて。リゼロがダメになった場合、リゼロ水準単価でのヒット作が年末に出てこない限り、Aタイプの設定ベースは来年年明けから徐々に落とされる。
ばいばい( ´Д｀)ﾉ~
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