コロナ影響下での営業施策、の話
こんにちは、なかの人です( ﾟДﾟ)
そろそろコロナ影響について書かないといかんかなー
そんなわけで、
①コロナ関係での現在のパチ屋の状況
②それに対する店の営業施策
③ユーザー視点での立ち回りの考え方
以上３本立てでお送りします。
・コロナによってどのくらい営業に影響しているか
これはざっくりと自店の状況だけでお話しますと、、
◆客数
パチンコ －２０％ ヒエエエエッ
スロット －５％
◆アウト・売り上げ
パチンコ －１５％ あああああああ
スロット －５％
自店は海物語メインのホールですのでそれが大きく響いています。
年配層がよく打たれる、パチンコだと海物語、スロットだとジャグラー・ハナハナの営業成績下落が顕著です。特に海物語はベリーベリーバッド。ただ年配層の方が遊ばれる機種は総じて薄利で動かしているものが多く、粗利への影響は客数減少に比べるとそこまで大きくはないです。
逆にスロットに関しては一部の年配向け機種には下落が認められるものの、そこまで大きな変化はなし。もちろんジャグラーとハナハナは１０％近く落ちてますが絆２やら物語を中心に３月は新台がそこそこ入ってますのでそれで相殺出来ている感があります。
結論から言うと海物語の設置比率が大きい店ほど今回のコロナの影響をモロに受けているものと思われます。実際に自店はモロに受けています笑
・店の施策
上の事実が示すことをまとめると、
①パチンコは海物語を中心にまんべんなく全機種が下落傾向
②スロットは一部の年配向け機種に少しの下落が認められるものの総じて営業成績は横ばいor微減
ここから先は私の店の考えです↓↓
まずは客数が大きく減少している海物語・ジャグラー・ハナハナのベース設定を落としました。これらは店を支えるメイン機種ではあるのですが今の時期出しても意味が無いのでまずは無駄を削り、客足が戻ってきたらまたベースを戻そうという考え。かなりのハイリスクですけどね笑
メイン機種のベースを落とすことで大きく予算に余裕が出来るので、まずはこれの一部を客数減少による粗利不足に補填。そして残りの予算全てをスロットに全集中投下。
今の時期、パチンコで客を集めようと考えること自体が無駄。
パチンコは年配ユーザーの割合が多いため、釘をアケようが年配の固定客がそもそも家から出てこないので無意味です。そこで客数減少がそこまで大きくないスロット中心に営業を組み立てていこうという考えになりました。ただ、北斗無双やシンフォギアといった若者向け機種は落とさずに営業。特に今の春の時期は異動などで若者～中高年層を取り込む時期ですので。
結果、３月１周目と２週目を比べるとパチンコは相変わらず下落が止まっていないですがスロットはAタイプ以外の稼働が上がり店全体の顧客シェアもここ２年くらいの中で過去最高水準に来ています。競合店が全て客数を落とす中で自店だけ微増しているので凄まじくシェアが上がってます。この事実が示すように今の時期一番意識しないといけないのがコロナ関係なしに来店してくれる若者・中高年ユーザー。
逆にこの時期に大きく客数を落としている店のデータを見ていると「今まで通り海物語やジャグラー・ハナハナのベースを維持したまま、残りの機種でなんとか客数減少分の粗利を補填している」営業内容の店が多い。今の時期アケても客が増えるわけではないのにその機種の予算を守るために他の機種がいつも以上に厳しい内容になり、そこで客を飛ばしているものだからますます粗利の補填が追い付かず、いよいよメイン機種のベースまで落とすような事態になってます。
多少の年配客層を取りこぼしてでも今の時期は番長３、まどか☆マギカ、リゼロ、絆といった若者向け機種に予算を投じていくのが営業的には良いと思ってます。競合店がハナハナやジャグラーにしか設定入れられなくなっている状況で敢えて番長３や絆に毎日高設定使ったりして根こそぎ若い客を奪いにいってます。
・ユーザーの考えるべき点
まず念頭に置かなければいけないことは、どの店も客数が減っていて粗利目標達成するので精一杯だという事実です。その中で還元出来る余力が残っているのかを十分に見極めるところからスタートしてください。スロットはそこまで営業成績落ちていないはずなのにスロットの設定状況が悪くなってきたらパチンコの予算補填に回っていると考えていいでしょう。そういう店は行かないのが吉。
・まとめ
・海物語が一番打撃を受けている中、パチンコは全体的にツライ。
・影響度合いの低いスロットを中心に営業を組み立て直すホールもある
・今の時期はどの店も粗利確保で手一杯なため、少しでも設定入れているホールがあれば大事に通ってあげてください。
・中期的にみるとパチ屋が全店的に営業自粛になる可能性がかなり高く、今のこの状況が「まだ営業しているだけマシ」になる日も近い
上からは「いつでも営業自粛なって大丈夫なように粗利上積みしてください」的な要請が既に来ています。４月禁煙化とコロナのダブルパンチで４月苦しい状況になるのが分かり切っているからこそ今月の予算は可能な限り緩めで走りたい、のが店側の本音です。しかも４月、５月くらいで収束しそうな気配がなく、最悪今年いっぱいの可能性ありますからね。私が失業する日も近い。
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