パチ屋のなかの人

全て妄想話です。

古い台が再導入された時に打つべきか?

こんにちは、なかの人です( ゚Д゚)

 

いやーどこもスロット北斗の導入台数がデカい。

今まで6号機は5台以下しか購入してこなかった近所の中規模店ですら北斗20台導入とかアホみたいなことになってます。全ては認定撤去の穴埋め。北斗が使える機械なのかどうかは二の次・・・。

 

そんなわけで本日は最近増えている、古い台の再導入についてお話していこうと思います。最近の新台入替は古い台を再導入する動きが活発になってますよね、その時のホールの思考なんかを書いていきます。

 

 ・撤去問題

まずスロット・パチンコともに現在毎月のように検定・認定切れで使えなくなった台をどんどん別の台に入れ替える流れが出来上がってます。パチンコに関してはとりあえず来年の前倒し認定一斉切れまでは大規模な台数入れ替えは行わなくていいものの、スロットについてはまどか・ハーデス・モンハン・絆など大規模な入替を要する時期がすでに来ています。

この時、減らす分だけ最新の新台を購入してもいいのですが、いくつか懸念材料があるために現在中古台の再導入が増えています。

 

 ・減らす台数分の新台を購入するお金

まず一つ目として機械代圧縮の流れが続く中、新台40万前後する今の時代、毎月新台を100台ペースで購入出来る店は限られた一部の店だけであり、中小規模の店であれば新台予算は月30台以下がほとんどです。田舎の小規模な店になれば月10台以下。この予算では当然撤去分を埋めることが出来ず、その時に倉庫にある台・他店での撤去台を導入することで色々と諸経費はかかるものの基本的な機械代は0円で導入する大きなメリットがあります。

ただ一つ注意点があって中古台を導入する場合、それがP機や6号機なら暫くは使えますが、5号機、5.5号機、CR機の場合、その多くは来年でいずれにせよ撤去しなくてはいけないもので結局のところ時期が先延ばしされただけでそのシワ寄せは必ずいつか来ます。

 

 

 ・新台がクソ台ばかり

また、最近の新台がどれもユーザーに受け入れられておらず短命に終わるのも大きな問題です。あくまでイメージの話になりますがP機・6号機問わず、20機種くらい入れてやっと1機種が半年くらいは長期稼働するかもくらいで残りの19機種は1~2カ月で撤去対象になるくらいまで稼働が落ちるのが最近の流れ。つまり撤去分を新台で補填したところでその新台はすぐに撤去対象となるレベルまで稼働水準が落ち、そう遠くない日に撤去せざるをえなくなるということ。

そんな新台を入れるくらいなら、半年くらいしか設置出来なかったとしてもある程度稼働の計算が立つ中古の認定機を半年フルで使った方が良くね?となりますよね。私もそう思います。笑

とはいえ、「必ず撤去しなければいけない機種」と「撤去したくなるような稼働水準の機種」には明確な差があり、前者は時期がきたら強制的に撤去しなくてはいけませんが後者についてはとりあえず設置していても法律違反になるようなことはありません。結局、稼働の悪い機種でも我慢して設置してとりあえずは認定機などの一斉撤去が落ち着くまではおいておくというのが恐らく来年からの流れになるかと思います。

P機・6号機がクソ台ばかりなのは分かっているけども、来年一店舗あたり何百台規模の台を撤去しなければいけない以上、こうした台を我慢して設置せざるを得ないのです。

 

 ・売り上げ問題

さらにもう一つ、中古再導入する動きで店が考えることとして売り上げの問題があります。

最近の新基準機はどれも出玉性能が落とされてますが同時に使うお金も少なくなるような機械ばかりなので、思ったほど売り上げを稼いではくれません。一つの例として以前お伝えしたバジ絆とまどか叛逆を例にするならば、絆は1日アウト1万計算でも1日に売り上げ3万円前後は入ってきますが、まどか叛逆は1日アウト1万計算でも2万円入ればいいほうです。古い機械を外して新基準機にするだけだと売り上げが2/3~1/2くらいに減ります。毎週の新台入替で、売り上げの上がる古い台を撤去し、売り上げが上がらない機械を大量に入れ替えてしまっては急速に店の売り上げ規模が落ち、営業成績の低下に繋がります。→設定状況などが悪くなります。

 

もちろんこれは仕方の無いことではあるのですが、少しでも売り上げ規模を保つために新台入替の時には新台だけではなく中古台で売り上げの上がるものを混ぜていくことでこの売り上げ減少の速度を少しでも緩める働きが可能になります。

中小規模店で中古台を再導入する場合は機械代が主な理由になりますが、新台購入費用がたくさんある規模の大きな店で中古台を再導入する理由は主にこちらの売り上げ獲得が多いです。

いずれにせよ、中古台再導入しているからといって店の台所事情が悪くどんどん状況が悪化していくというわけではなく、むしろ状況を悪化させないために中古台再導入をしていると前向きに考えて頂く方が正しい認識かな、と思います。

 

 ・打ち手は中古台に手を出すべきなのか?

このように、新台の購入費用問題、最近の新台がクソ台ばかり問題、売り上げ問題が絡み、お店は中古台を再導入していますが、これらを踏まえて果たして一般ユーザーは中古台の新台を積極的に打つべきなのか?と考えてみると、マイナスの要因しかないことに気づいてもらえるかと思います。

結局、この時期の中古台再導入というのは様々な消去法的なマイナス思考の上で導入されていることがほとんどであり、その扱いもそれに準拠したものになりやすいです。「お客様のご要望で再導入!」などと明るい建前を言っているホールも多いかと思いますがその実情は・・・。

 

しかしいくつか例外もあります。それは多台数規模での導入です。

例えば今の時期に「CR真・花の慶次漆黒」を多台数で増台したホールは北斗無双が撤去される時期まで計算した上で無双が無くなった後に使える最後のCR機として導入しています。つまりメイン機種として残す意図をもって導入しているため大切に使われる可能性が高いです。スロットについては今の段階で多台数規模で再導入するような機種はなかなか無いですが、例えばハナハナシリーズなんかを多台数中古で入れてきたらこれはお店が大切に使っていくという方針で間違いないかと思います。

いずれにせよ中古台で手を出していいのは多台数導入が必須条件となっており、バラエティに1台のみの導入などは勝ちを目指すなら基本的に手を出すべきではないです。新台初日から設定①で確実に抜きにかかります。

 

・まとめ

・中古再導入は店状況を悪くさせないための策。むしろ中古再導入なく新台だけ入れるような店は今の環境だとどんどん営業が悪化していくだけ。

・勝ちを目指すならば多台数規模の再導入狙いがポイント

 

自店は大型店なので新台予算は割とある方ですがそれでも中古台を毎回の新台入れ替えで必ず入れてます。全く稼働しないP機を撤去して残り1年も使えない中古台を入れたりするわけですがこの中古台が平均アウト3万とか思いもよらぬ動きをみせてくれるのだから中古台再導入は面白いです。

40万円かけて1カ月後には誰も見向きもしない新台を入れるのか、それとも設置期限は少ないが機械代0円である程度の稼働が計算できる中古台を再導入するのか。後者の選択が出来るのも来年上半期まででしょうが、それまでに規制緩和されてもっと面白い新台が出てくるといいですね。

 

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