パチ屋のなかの人

全て妄想話です。

店長の好きな機種は甘くなるのか

こんにちは、なかの人です( ゚Д゚)

 

今週は目立った新台が無く、ほとんどの店はボリュームを持たせるため中古台を用意してきたと思うのですがその中古台しっかりとメンテナンスは行き届いているでしょうか?玉飛びが不安定・すぐに裏詰まりする・音が割れている等、店側が「どうせ繋ぎの中古台」という意識が台にも表れていないでしょうか?

競合他店の新台中古台を打ったら3台連続で玉飛びが不安定で笑うしかなかった今日このごろです。この程度ではそりゃうちに客流れるよな~

 

というわけで本日は店長の趣味嗜好がどのくらい台に影響するのかお話したいと思います。

 

・余裕がないと基本的に無理

 よく「俺が店長だったら毎日絆に設定入れてやるのになー」とか言う下っ端の従業員がいますが今の時代そんなに甘くなく、店舗の業績が悪ければ即異動(実質左遷)するような体制のパチンコホールがほとんどではないかと思います。最低でも利益目標は達成、さらに売り上げ目標も達成し、しっかりとした長期的・中期的・短期的なビジョンを描くのが店長の大きな役目。一方、最低限の利益すらも取りこぼす店長には田舎の小ホールへの異動、副店長へ降格処分など厳しいものが待っています。

しかもこれを遊技人口が減り続け、射幸性の低い機械ばかりが出て、毎月前年対比マイナスの中でこれらを達成していかないといけないわけですからね。どのくらい大変なのかは皆様のご想像にお任せします。

 

つまり結論から言うと自分の好きな機種を甘く使えるだけの余力がある店長というのは店全体の業績が良い証拠ですが、本当に今は厳しい時代なのでそういった余裕がある店というのは本当に一握り。売り上げ目標は届かないけども利益だけはかろうじて目標達成、そういったホールばかりではないかと推測します。

 

・将来性がある機種はやりやすい

なのでこれらを解決するためにその自分が好きな機種をしっかりとロジック組んで「今後の育成機種」なんかに指定してやることで甘くするという手法ならよく見かけます。

例えば今「ゴッドが大好きだから)ゴッドを今後の育成機種にする」とか言ったら、バカかお前?みたいな目でみられるのがオチでしょうが、これを「レムたん大好きだから)リゼロを今後の育成機種にする」と言ったら、まあ賛同は得やすいし甘く使えるよね、という話です。

 

結局、店長もなんだかんだで上のエリア長なり、統括店長、営業部長の目があり、店の全機種全台のデータを彼らに見られているので甘く運用している機種はすぐにバレます。どうせバレるのならば最初から「育成機種」なりにして正々堂々と甘く運用した方がやりやすい。

 

・バラエティコーナーには愛がつまっている

 ここまではあくまで多台数で導入しているような機種を想定しての話でしたが、バラエティコーナーはその機種選別担当者の好みが入ってくる場合が多く、他の台に比べて運用が甘いバラエティ台があったらまぁ間違いなくその担当者の愛だと思ってください。他のバラエティ台がボーダーマイナス4回転くらいなのになぜかこの台だけボーダーマイナス2回転とか、ね。このパターンは割とよく見ます。

 

そういう担当者の愛がある機種は特に何も宣伝しなくてもお客様に自然と伝わっていくもので、稼働が上がりやすい。んで稼働が上がるもんだから利益が安定し、その甘く運用しているやり方の正当性が担保され、さらに継続的に出来る。まさに正の循環。 

 

・自店の場合

自店は大きな方針として「徹底的に無駄な放出を抑えて、メイン機種へ最大限還元する」という方針のため、バラエティは基本的に好きとか嫌いとか関係なしに厳しい営業内容です。それでも全台のデータをチェックすると各カテゴリー担当者の「愛がある機種」というのは必ず出てきます。

 

例えば今のパチンコ担当者は戦国乙女推しなので戦国乙女はいつ見ても玉粗が準メイン機種水準で困ったもんですが、愛を注ぎ続けた結果、他店の戦国乙女の2~3倍稼働しており、それにより「粗利額」はむしろしっかり残せているため、誰も文句は言えません。

 

好きな機種を甘く運用して特に宣伝していないのにそれがしっかりとお客様に伝わり、「戦国乙女で遊ぶならこの店!」というイメージが形成出来るって、凄いことです。その延長線上に「パチンコやるならこの店!スロットならこの店!」というものがあると思いますのであくまで私個人の考えではありますが、推しの機種をお客様に伝える能力というのは店長必須の能力かと思います。

 

・まとめ

 ・今の厳しい時代、好きな機種やり放題出来るほど余裕が無い店が多い

・ただしバラエティコーナーは機種選別者の好みがかなり反映されているため甘く使われることはある

・将来性がある機種で、店長の愛があると相当甘い運用になる

 

昔は好きな機種をアドリブで全6したり、アニメキャラの誕生日に高設定入れるとか無茶苦茶な事してましたが、今はそういった余裕のあるホールは少ないのが実情です。パチンコ屋さんはエンタメ業界でもあるのでそういった「驚く楽しさ」を常に与えられる存在でありたいとは誰しもが思っていますが足元の予算状況的にそこまで手が回らないホールが多いです。

 

ということで次回は利率(還元率)のお話。

一般的にパチンコ屋さんはお客様が玉貸ししたお金の15%前後を粗利として頂戴しているわけですが、当然その利率は機種によって違うし、曜日によっても違うし、はたまた月によっても違うし、お店によっても異なります。

さて、あなたはどこまで理解してますか?

 

ばいばい( ´Д`)ノ~

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